Archive for the ‘Deer Hunting’ Category

ハンティングツアー2023

気温が例年より高めの北海道、10月27日から29日までの2泊3日、ヘイゼルグラウスマナーホテルでゆったりと、そして熱く語りながらハンティングを思う存分楽しみました。

夜明け前、フランスをはじめ各地でラグビー決勝戦を熱く応援している中、私達は暖かいコーヒーで体を温め目覚めさせ、奮い立たせて猟場へ向かいます。

ランチメニューはシュークルート

渉猟に明け暮れて、お腹が空いた昼頃には雨が降り出しました。

ここで一句

恒例の野外ランチは何故か雨

雨模様では野外ランチも台なしです。
そこで、ホテルのアウトフィッター(ホテルの脇にある狩猟小屋)にて、お昼をいただくことになりました。
本日のランチメニューは暖かくてとても柔らかく煮込まれた“シュークルート”。
食べ終えてふと思いました。
シュークルートには窓越しから見る雨空が良く似合うことを。

さて、お分かりですよね、満足ですでに心地よく眠りに入りたい気分なことを。
ここは気持ちを切り替えてGOです。天気が回復したことにも背中が押されます。
車にはゆっくりと乗り込みます。さあもう一度猟場へ。

短くも長く感じるような三日間。心地良く仲間と過ごせたことに感謝いたしました。

 

 



ディアハンティング・ツアー2021 11/5~7

 

何と言ってもこの空間で、この時間を過ごせる贅沢が魅力です。

 

日の出時刻にはハンティングポイントでスタンドバイ。長くて短い一日の始まりです。

スリルと緊張、駆け引きを繰り返し、ホッと一息つけるのが野外ランチ。それぞれのハンティング情報を熱く語り、暖かく湯気の立つクスクスで寒さも忘れます。

夜は夜でヘイゼルグラウスマナーのクイーンサイズベッドに身をまかせ、深い眠りは心地よい夜明けを迎えさせてくれます。目が覚めて自分に「おはようございます」と言ってしまいました。



ハンティングセミナーを開催します

 いよいよ来週より北海道以外も猟期を迎えますが、みなさま出猟の御準備はお済みでしょうか。

RHC恒例のエゾジカ ハンティングセミナーを12月より開催する運びとなりました。

例年どおり、当会事務局長の溝淵が直々にエゾジカ ハンティングの素晴らしさをみなさまに伝授させていただき

ます。受講御希望の方は事務局まで御連絡ください。

 このセミナーには会員はもちろん、会員外の方もご参加いただけます。また、随時開催いたしますので、まずは

あなたのご都合、日程をお聞かせ下さい。

セミナーで学んでいただくこと

 

安全   銃砲の安全な取扱い

発見   鹿を見つけること、鹿に近づくこと

発射   状況を見極めて射撃をすること

回収   射獲した鹿の回収と解体

道具   猟場で役立つ道具の使い方

      募 集 要 項

期 間   令和元年12月1日~2年3月末

日 程   天候他状況にもよりますが、少なくとも2日間はご予定下さい

費 用   セミナー費用は無料です

猟 場   釧路町、阿寒町、厚岸町、鶴居町他

宿泊先   阿寒ハウス  

        所在地  釧路市阿寒町

       アクセス 釧路空港より車で約30分  空港までの送迎あり

       宿泊費  ¥4,000@1泊  食費は含まず

 

◎申込方法  事務局へメールにてお問い合わせ下さい

       (info@royal-hunting-club.com



ハンティングツアー@北海道

ハンティングツアー@北海道  2017.11.3~11.5

 

 暖かい日差しの中スタートしたハンティングツアー。今年も岩手、東京、名古屋、熊本から特別なひとときを求めて7人の狩猟者が集合しました。  

 楽しい猟を願って、ゴールドボトルの「シャンパン 八 HACHI」で乾杯です。名古屋市とランス市の姉妹都市提携を記念し、限定で作られたシャンパンを服部氏がこの日のためにとお持ちくださいました。

[caption id="attachment_919" align="aligncenter" width="320"] シャンパン HACHI[/caption]

 

 2日目。暖かかった初日で油断してしまいました、皆薄着です。急激に冷え込み、雪が舞う寒い一日となりました。それでも猟野では皆順調に仕留めることができ、震えながらも満足の笑顔です。  

 寒くてもやはりランチは野外です。これはRHCの伝統です。寒い中、お鍋から上がる湯気を見ているとホッと一息できます。暖かく美味しいクスクスを皆でおしゃべりしながらのこのひと時は、寒さを忘れてしまいます。

 

  [caption id="attachment_918" align="aligncenter" width="320"] 事務局の山田さん 嬉しそうです[/caption]

 暖炉の炎は疲れた体を癒やし、いつも変わらぬヘイゼルグラウスマナーのサービスと美味しいディナーが、なんといってもこのツアーの魅力です。 北海道の自然とヘイゼルに息づく英国カントリースタイル。 狩猟者でもよいのですが、出来れば狩猟家として胸を張りたい、という気持ちになりました。

 



ハンティングセミナーに参加して

セミナー参加者の早瀬さんより感想文をいただきました

[caption id="attachment_814" align="alignright" width="320"]       溝淵インストラクターと早瀬さん(右)[/caption]

 今回は猟区とは違う一般の猟場でのハンティングセミナーということで、楽しみにしておりました。
 フェンスによる移動経路の変化や、積雪の少なさが原因となり山を降りてこない状況など、人や自然による影響を目に見える形で体験することが出来ました。

 鹿にはなかなか出会うことが出来ず、日没間近での発砲の機会がある三日間でしたが、発見すると不思議とそれまでの疲れを忘れてしまい、立派な角ばかりのオス群れを発見した際は見惚れてしまいました。ゾンメルスキーを履いてのシカの回収では、来た道と同じ道で帰ることの効率の良さを実感しました。シカを発見するためのコツやみなさんのこだわりの道具を紹介していただき、とても参考になりました。

 3日間は瞬く間に過ぎてしまいましたが、10年かけて築きあげてきた猟場を案内していただき、住民の方との信頼やマナーなど、これから築いてゆくものの手本となるものを拝見させていただきました。また狩猟のグレーゾーンや私が有害駆除活動を通して疑問に思っていることを法律の面から改善されようと活動されている方々と出会えたことは心から尊敬し嬉しく思いました。

 私もこれからの農業界と狩猟界の明るい未来のために活動していきます。次回は猟銃を持参して参加させていただきます。ありがとうございました。      早瀬 拓也 記



エゾシカハンティングセミナー報告

平成29年2月2~5日 エゾシカハンティングセミナーを開校しました。

 記念すべきセミナー第1号受講者は、昨夏銃砲所持許可を取得したばかりの早瀬拓也さんです。早瀬さんは東京都出身の23歳。鹿をめぐる様々な想いを胸に秘め、3年前に北海道に移住し、現在は雨竜郡沼田町地域おこし協力隊で活躍しています。有害鳥獣駆除支援員としてこれから本格的に活動するにあたり、鹿猟の狩猟技術の習得を必要と考えました。ちょうどその頃、雑誌でRHCを知り、ウェブサイトを閲覧、このセミナーを知り応募してきたのです。

[caption id="attachment_816" align="alignleft" width="267"] 鹿をソリで回収します[/caption]

 今回は入林許可取得ができていないために、銃なしでの参加です。それでも吸収することはたくさんあったようです。鹿の発見、スキーを履いての回収や解体。役に立つ道具の使い方等。狩猟技術の他にも、地域によって異なる駆除報酬の申請方法や制度に課題を見つけたようです。また、残滓処分場等にもその違いを確認、その写真を撮るなど、ハンターとしての興味に止まらず、“地域おこし協力隊有害鳥獣駆除支援員”の立場から現状把握に努めていました。問題提起、改善へと導くきっかけになることを願っています。

 若い方が目的意識を持って活動する姿は頼もしく、嬉しく思います。RHCはより良いハンターの育成に一役担えれば良いと考えています。 

 3日間早起きして車で猟野を周り鹿を求め、雪山に鹿を追い歩きましたので、相当な体力を使いました。そして帰路は阿寒町から沼田町まで約7時間の道のり。疲労にも勝る大きな何かを吸収できたことを願っています。

 早瀬さんお疲れ様でした、協力隊でさらなる活躍をされることを期待しています。    インストラクター溝淵 記 

 

 

 

 

 

 



Birthday&Hunting Party @HAZEL GROUSE MANOR

[caption id="attachment_777" align="aligncenter" width="640"] バースデーケーキ[/caption]

BIRTHDAY & HUNTING PARTY  平成28年10月21~23日

 ハンティングでこんなにゆったり過ごせる空間と時間はあるのでしょうか。年に1度だけでも共に贅沢な時間を過ごす、RHCならではのハンティング。

 盛大な天田名誉会長のバースディパーティ。豪快に飲んで食べて、話して笑って。早起きハンティングの疲れも見せない、一番のタフ男。御年〇〇歳!?
 明治24年初版十文字信介著書『銃猟新書』。狩猟に関する知識と経験はあっても、これだけはお持ちではないとにらみ、ハンティングクラブならではのセレクトで探しあてました。もうひとつは、トレードマークでもあるパイプ。健康に害する?との声もある中、あえて贈りました。変わらぬ生活習慣が何よりの健康の秘訣。
 そして北海道ツアー参加にも喜んでいただいた様子に、皆大満足。3人の会長が初めて揃うハンティング、当然ながら皆の腕前にも大満足となりました。

[caption id="attachment_774" align="aligncenter" width="640"] 「銃猟新書」にご満悦な天田名誉会長[/caption]


 天気に恵まれ、空気はおいしく、野外でのランチも申し分なし。クスクスランチの最後の仕上げは、六本木ジビエLA CHASSEの依田さん、諸喜田さん。美味しいはずです。

[caption id="attachment_776" align="alignnone" width="640"] おいしかったです クスクスランチ[/caption] [caption id="attachment_778" align="alignnone" width="640"] 今年は雨男不参加のため、予定どおり野外でのランチを楽しめました[/caption]


 二泊三日、ヘイゼルグラウスマナーのスタッフには、いつも暖かく徹底したサービスで奉仕してくださることに感謝です。

HGMを離れ空港へ向かう時、振りかえ見れば林の向こうに小さくなるHGMの館。再訪を心に誓いました。

 

 

 



動画でみる鹿の遠距離射撃 (2015.12.06 北海道)

 獲物に向けての射撃の動画は携帯電話でも簡単に撮影が出来る今日この頃とはいうものの、会心の発射を捉えることは稀なこと。私はライフル銃でハンティングを始めて幾年も経ちますが、満足いく1発を映像に残すことは今まで出来ませんでした。

 私にチャンスが訪れたのは2015年の12月6日。それはプロハンターKA師匠と出猟した日です。

 

 鹿までの距離は400mちょうど。風は右から左へと前方にはかなりの強風が吹き荒れています。当然ながら、弾道には影響が出てきます。私の銃はスコープを300mで照準調整してありますので、400m先の射撃はかなり楽となります。風が無ければ、鹿の背中の上、20cmを狙うことになりますが、当日の様な強風となると、弾丸の流れを読むことはかなり難しものがあります。この様な条件での射撃ではまさに経験と高度な射撃技術が要求されてきます。

 ところで、私にとって有利であったことは、鹿は警戒をしているものの、こちらには気付いていないことでした。400mの距離でも風向きによっては人の話し声も鹿には届きますので、とにかくアプローチは静粛にしなければなりません。

 鹿の首に命中させるために、首から右へ50cm、背中の上20cmを狙い、イメージとおりに引金はおちました。 そして命中。

 映像でご覧のとおり、計算通りに全てがうまくいった瞬間でした。

〈スローモーションでは弾丸が右から左へ流されていることが良く確認できます〉

 

                                                                         射手 溝淵 哲史

                                                                         撮影 プロハンターKA氏

-->

[playlist type="video" ids="757"]

 獲物に向けての射撃の動画は携帯電話でも簡単に撮影が出来る今日この頃とはいうものの、会心の発射を捉えることは稀なこと。私はライフル銃でハンティングを始めて幾年も経ちますが、満足いく1発を映像に残すことは今まで出来ませんでした。

 私にチャンスが訪れたのは2015年の12月6日。それはプロハンターKA師匠と出猟した日です。

 

 鹿までの距離は400mちょうど。風は右から左へと前方にはかなりの強風が吹き荒れています。当然ながら、弾道には影響が出てきます。私の銃はスコープを300mで照準調整してありますので、400m先の射撃はかなり楽となります。風が無ければ、鹿の背中の上、20cmを狙うことになりますが、当日の様な強風となると、弾丸の流れを読むことはかなり難しものがあります。この様な条件での射撃ではまさに経験と高度な射撃技術が要求されてきます。

 ところで、私にとって有利であったことは、鹿は警戒をしているものの、こちらには気付いていないことでした。400mの距離でも風向きによっては人の話し声も鹿には届きますので、とにかくアプローチは静粛にしなければなりません。

 鹿の首に命中させるために、首から右へ50cm、背中の上20cmを狙い、イメージとおりに引金はおちました。 そして命中。

 映像でご覧のとおり、計算通りに全てがうまくいった瞬間でした。

〈スローモーションでは弾丸が右から左へ流されていることが良く確認できます〉

 

                                                                         射手 溝淵 哲史

                                                                         撮影 プロハンターKA氏



ハンティング報告@釧路 2015年度終盤戦

 2016年3月1日~4日    阿寒町別荘(通称:アカンハウス)基地逗留

 3/1(晴れ)  基地を出発して標茶町、厚岸町方面に向かう。私の師匠、プロハンターKA氏と合流。今年は雪が少ないとはいえ、この時期に車で流していても見える所に鹿はいるはずもなく、例年のように釧路町の山に登ることにした。

 スキーで歩くこと1時間20分、ようやく山の麓に着く。そこから先は、笹の上に雪が積もっているのでアイゼンを付け、スキーを持って急斜面を登ること30分。二つの尾根を越え、やっと (さらに…)



ディアハンティング@北海道 2015

“GREAT HUNTING 大人の合宿”日記(平成27年10月22日~25日)

10月22日(木) 晴れ

 秋晴れの夕焼けで、オレンジ色に染まった広く澄んだ空に、稜線がくっきりと浮かびだすと、木々の梢は影絵のように美 しく、しばし大空に目を奪われてしまいます。22日、一日早く到着した5人は西日で眩しい牧草地を腕ならしに走ります。 (さらに…)