セミナー参加者の早瀬さんより感想文をいただきました
溝淵インストラクターと早瀬さん(右)
今回は猟区とは違う一般の猟場でのハンティングセミナーということで、楽しみにしておりました。
フェンスによる移動経路の変化や、積雪の少なさが原因となり山を降りてこない状況など、人や自然による影響を目に見える形で体験することが出来ました。
鹿にはなかなか出会うことが出来ず、日没間近での発砲の機会がある三日間でしたが、発見すると不思議とそれまでの疲れを忘れてしまい、立派な角ばかりのオス群れを発見した際は見惚れてしまいました。ゾンメルスキーを履いてのシカの回収では、来た道と同じ道で帰ることの効率の良さを実感しました。シカを発見するためのコツやみなさんのこだわりの道具を紹介していただき、とても参考になりました。
3日間は瞬く間に過ぎてしまいましたが、10年かけて築きあげてきた猟場を案内していただき、住民の方との信頼やマナーなど、これから築いてゆくものの手本となるものを拝見させていただきました。また狩猟のグレーゾーンや私が有害駆除活動を通して疑問に思っていることを法律の面から改善されようと活動されている方々と出会えたことは心から尊敬し嬉しく思いました。
私もこれからの農業界と狩猟界の明るい未来のために活動していきます。次回は猟銃を持参して参加させていただきます。ありがとうございました。 早瀬 拓也 記