ロイヤルハンティングクラブを代表して、ひとことご挨拶を申し上げます。 最近、ニホンジカ・エゾジカ・イノシシなどの鳥獣が急速に増加し、その結果、農林水産業をはじめ、生活環境にも大きな被害が出ています。同時にまた、自然生態系にも影響を及ぼし、大きな社会問題となっております。狩猟者として今後この問題にどう関わっていくかは重要な課題であります。
絶滅危惧種のレッドリストの作成で有名な国際自然保護連合(IUCN)では、「野生鳥獣の保護管理は狩猟によってなされるもの」と明確にうたっています。生物多様性の確保、すなわち野生鳥獣の絶滅を回避し、増え過ぎた鳥獣を捕獲して、良好な環境で次世代に引き継ぐ。これが私たちの目指すべき目標であると確信いたしております。
獲物を獲り、恵みをいただき、自然を想う。ロイヤルハンティングクラブの考える、「狩猟家」のあるべき姿です。自然保護に関心を持つ皆様からのご指導、御協力をいただき、より豊かな自然を産み出す担い手として活動してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
佐々木 洋平 | 尾立 源幸 |
ロイヤルハンティングクラブ会長
佐々木 洋平 尾立 源幸 |